遺言には「いごん」と「ゆいごん」があるって知ってた?

 

遺言=「ゆいごん」だと思っている人は多いと思います。
しかし、遺言には「いごん」と「ゆいごん」があることをご存知ですか。
「いごん」と「ゆいごん」ってどう違うの?意味は?と思う人に向けて、出来るだけわかりやすくご説明していきたいと思います。

・「いごん」と「ゆいごん」の違いは?
遺言を辞書で引いてみると2つの意味と読み方が記載されています。
1つ目の遺言「ゆいごん」については、死後のために生前に言い残す言葉とされています。
正しくは、遺言書を書いたりビデオレターやスマホの録音機能などを使って、死後のことについて言い残すことを記しています。
遺言「ゆいごん」の場合は、大まかに死後について生前に言い残す言葉となるので、民法上の法的な効力がなくなってしまう恐れがあります。

2つ目の遺言「いごん」については、自分の死後に法律上に効力を発揮させる目的で遺贈・相続分の指定などを一定の方式に従って単独の意思表示を行うこととされています。
正しくは、正しい書き方によって遺言を作成すること、遺留分に沿った内容の遺言を作成することとされています。
遺言「いごん」の場合は、法的な効力があるものとして覚えておけば大丈夫だと思います。

・一般的によく使われている言葉は「ゆいごん」!
一般的によく使われている言葉としては、遺言=「ゆいごん」です。
中には「いごん」と読んだり、意味について知らなかったという人もいるでしょう。
それもそのはずで、「いごん」という言葉を使うのは専門的な人や弁護士などしかいないからです。
遺言を「いごん」と読むことや意味を知ったとしても、これから「いごん」という言葉を使わなければならないよいうことではなく、世間では「ゆいごん」で話が通ります。
なので、これから遺言を使うときは「ゆいごん」の読み方で大丈夫だと思います。

一般的によく使われている遺言には、2つの読み方と意味があることを理解していただけたでしょうか。
一般的に使われている言葉は「ゆいごん」の方なので、これから読み方を変えようと思っていたとしても「いごん」の読み方を知っている人の方が少ないので、これからも読み方は「ゆいごん」で大丈夫です。
しかし、「ゆいごん」と「いごん」では意味が全く異なるので、自分が遺言を書くときや遺産相続が起こったときのために知識として覚えておいたほうがいいでしょう。
法的な効力があるものを「いごん」、法的な効力がないものが「ゆいごん」となります。